カルロ・フェリーチェ劇場
2時45分から7時前までカルロ・フェリーチェ劇場で『道化師』と『カヴァレリア・ルスティカーナ』を観る。
カルロ・フェリーチェ劇場は、ジェノヴァが港町であったため第二次大戦中に爆撃を受け、戦後は閉鎖されていて、1991年に再開された。
もともとは1828年に建てられたのであるから、古い劇場ともいえるし、再開から数えれば新しい劇場ともいえる。こういう場合、ヨーロッパ人は、歴史は古いのだということを強調する。ジェノヴァのこの劇場は、オペラとバレエのシーズンを持っており、ラインナップはなかなか意欲的であると思う。
『道化師』は、舞台で見ると、脚本が良く出来ていることがわかる。単なるヴェリスモというのではなくて、劇中劇のある面白さ、役者が劇のなかで自分を抑えられなくなる不条理さなどが、ピランデッロを想起させる。
『カヴァレリア』は、合唱において、男性合唱と女性合唱のかけあいが音楽的にも面白かった。この演目は、合唱曲も実にメロディーが魅力的なのである。
歌手ではリチートラが良かった。指揮のブルーノ・バルトレッティは大ベテランである。
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