イタリアのホテルのアクセス環境(2)
アゾロからトレヴィーゾに来る。トレヴィーゾはかなり大きな町だ。駅前に近いホテルは、予約した時点では、無線Lanが使用できるはずだった。
ところが、実際に部屋に入ってみると接続出来ない。フロントで尋ねてみると、これまで無線Lanのサービスを提供してきたが、別の業者が登場し、混線・干渉するトラブルが発生した。そのトラブルはテレコムも解消できなかったし、解消の見込みはたっていないとのことだった。
それなら、使用できないと表示すべきではないかと抗議しようかと思ったが、今さらいってもらちが明かないのでやめた。
次はトリノ。ここも中央駅つまりポルタヌオーヴァ駅のそばのホテル。ここでは、ちょっと工夫は必要だったが、インターネットに接続できた。これも業者は異なるが、クレジットカードでIDとパスワードをもらい使用。割安となるので、トリノは5泊なのだが、一週間分を買う。
ちょっと注意すると、ホテルの部屋を出たところ(室内、廊下の壁のくぼんだところ)に、小さなアンテナのついた中継器がある。これが重要なのだと後にわかる。
トリノからアスティに移動。アスティのホテルでは、インターネットが使えるというのだが、部屋からどうやっても接続できない。フロントで聞いてみると最初は出来るはずと言っていたが、どうやっても出来ないのだというと、エレベータの側で座ってやってみろ、そこだと電波が強いという。
見ると、エレベータの反対側に、アンテナのついた中継器がある。というか、そこにしかない。僕が泊まった部屋は別の階で、その階には、アンテナは見あたらないのである。
ホテルはもちろん、木造ではないので、無線は二階上や三階上まで通るはずはない。エレベータ前のソファーでブログの更新やメールのチェックをするのは、少しわびしい感じがする。時々、宿泊客が通って落ち着かないし、照明も暗いが、まあ、何もないよりはましだった。
また、トリノで買った一週間の権利は(その時、住所も入力するのでアスティという別の町に来たら無効かと思ったが)、まだ生きていた。というのも、2日後には、同じ場所でもぱたっと接続出来なくなったからだ。トリノで5日、アスティで2日、1週間分が切れたのである。
再びトリノ。別のホテルであったが、ここはいかにも設備が古く、エレベータなど、自分でドアを開けて、箱の上下が外から見えるタイプで、昔の映画でよく見るタイプで、それはそれで面白かったのだが、予想通り、ネット接続は不可能。
もう最後の一泊だったのでこだわらなかった。
最後のネット接続は、トリノ郊外のカゼッレ空港。ここは有料だが可能。5時間分をクレジットカードで買った。
今回の旅行は、北イタリアのみで、3星ホテルが中心(いくつか4つ星がまじっている)であったが、無線Lanのサービスが備わっているところの方が多かった。6対4あるいは7対3くらいか。
電話器は、すべての部屋にあったので、そのジャックを抜いて接続し、ネットにつなぐことが出来るとすれば、100パーセントだが、前にも述べた通り、電話線では、いろいろ試してみたが、接続することは出来なかった。確かに、アクセスポイントはイタリアの各都市にあって、そこにかかるように設定するのだが、実際には、どのホテルからもつながらなかった(僕の設定の仕方にどこか決定的なミスがあったのかもしれないが・・・)。
スピードのことを考えると、やはり無線LANがあると便利である。もっとも、旅先で、あまり長時間、コンピュータに向かっているのも、時間の使い方としては考えものである。その町にいるのは、たいていの場合、数日しかないのであるから、見たいところを見るのが先だ。
僕の場合、体力の調整(ある町でがんばり過ぎてへばってしまうと、次の町での行動がつらくなる。旅行期間が一定以上長くなると、過労や病気にならないことも重要)ということと、イタリアの博物館や美術館などは12時半から3時半あるいは4時半まで閉まっているので、昼食後の休憩時間にメールチェックをしたりする。残りは、夕食後、就寝前ということになる。朝も朝食前後に、さっと見る。
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