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2009年4月27日 (月)

Guerra : Sivio e' matt

         頭のおかしいシルヴィオ

話すときは、
ふいに話し、
頭から足下まで
全部ぼろぼろの服、
ひさしを後ろに向けた帽子、
それは走るための服
頭のおかしいシルヴィオ

(訳者妄言)
トニノ・グェッラの詩。詩集 I BU  から。頭のおかしいシルヴィオは、服装もちぐはぐで、まともでないのだが、本人は走る格好だと思っている(あるいはcorsa には競馬の意味もあるので、騎手の格好のつもりなのだろうか)。

原文は、

Quand che parlèva,
e' parlèva ad scatt,
tott un chèva fina i pi,
se brètt cun la visira arvólta indri,
che l'era avstéid da chéursa
Sivio e' matt.

イタリア語版は、

  Silvio il matto

Quando parlava,
parlava di scatto,
tutto un brandello
da capo a piedi,
e il berretto con la visiera voltata indietro,
ch'era vestito da corsa
Silvio il matto.

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コメント

ひょっとしたらあの...? ひょっとしたら〈牛〉はWalter
...? Guerra、初めての詩人。ひとすじ縄ではいかない詩人像、著作家群像がイタリア人にオーバーラップしてきました。あまり存じません地方の言葉、農作や、きっといろいろなことと結びついてきて魅力的です。

投稿: tulipani | 2009年4月28日 (火) 14時23分

tulipani さん

そう読みたくなりますよね。しかしGuerra の詩集I bu は1972年に出版されているので、諷刺詩ではないようです。

また、Guerra の詩は、3月21日にも、ご紹介しましたのでご参照いただければ幸いです。

投稿: panterino | 2009年4月28日 (火) 21時48分

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