ザンゾット:《Alla stagione》2
君は、大きな色の中に閉じこもる
色は、大きな影の中に閉じこもる
そして君自身と
僕と、僕でないものを、後退の最盛期に運び去る
沈黙の尊重、
そこに極めて脆い音の
熱気が加わる、あるいはダリアと菊の
間の母ーママの歩み
わずかに欠けたり、不揃いで、私は
四輪馬車やシストラムとともに、じだんだを踏む
ほとんど思い違いから波及効果が出たばかり。
君は人を引きつけ、魅惑的な
招き、私や私でないもの、私たちでないものに従う。
あそこの斜面のママー母は、銀のハサミを持っている。
反対の斜面では、私は
紋章化したがらくたを決めることが
許されているー何という友情ー
本当の帰りに、体験者、該当者に登録する。
品位、そこから、さあ、さあ、出よう
息と招き
貧弱な昼顔へ、カボチャへ、イチゴへ
消費する量へ、好きな布へ
布と後退する緊張
大人は後退へと放置する
私自身、私でないものおよびあなたがた自身
最高に生きー何たるペンギン、何たる静けさー
最高に死に、ミイラーミイラーコケ
私と、私でないものとあなたがたは、
大きな色と大きな至福の影のなかの色に包含され
すでに、この後退は至福だった
(訳者妄言)
アンドレア・ザンゾットの La Belta' (1968)の Alla stagione の2.季節の移り変わりを、地球規模で捉えている詩かと思う。季節が拡張し、収縮する、盛んになり、衰えていく、その衰退過程にわれわれも否応なしに巻き込まれる。細部の比喩、描写には理解困難なものも多い(訳者自身が誤解、誤訳に気付いたときには訂正を出します)。
註釈によると、「銀のハサミ」は月への言及。
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