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2008年7月 1日 (火)

モンターレ:クセーニャ 10

「祈っていましたか?」、「ええ、サンタントニオには
失くした傘が
見つかるようにと、サンテルメーテには
洋服ダンスに納める服のために」
「そのためだけですか?」。「親族の死者と
私のためにも」。
         「十分です」と司祭が言った。
               
                   
最初は誰と誰の会話か、わからぬ感じだが、最後に司祭という言葉を見ると、亡くなった妻が祈っていたかを語り手(モンターレ)に尋ねているのだと思われる。
最初の祈りの内容は、ユーモラスである。サンテルメーテは、モンターレが夏を過ごした海辺の町フォルテ・デイ・マルミの聖人で、そのお祭り(8月28日)には、奇抜な洋服などが屋台で売られるとのことである。

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