モンターレ:クセーニャII 9
9
修道女、未亡人、死にそうに
いやな匂いのする愚痴たれ女、
お前は彼女らを見ようとしなかった。千の眼を持ったあの人も
彼女らから眼をそらす、とお前は確信していた。
すべてを見通す彼...というのもお前は、思慮分別があり、
小文字ですら神(dio) の名を口にしなかったからだ。
(訳者妄言)
神は全知全能という言い方はあるが、千の眼をもった彼、という言い方は面白い。仏教には千手観音という表現、仏像があるわけだが。
5行目末の giudiziosa と6行目末の minuscola は母音韻(assonanza) になっている。
| 固定リンク
「Montale, Eugenio (モンターレ)」カテゴリの記事
- モンターレ:《Nuove stanze》(2008.11.18)
- Montale: 《Mottetti XX》(2008.10.21)
- Montale:《Mottetti XIX》(2008.10.20)
- Montale:《Mottetti XVIII》(2008.10.17)
- Montale:《Mottetti XVII》(2008.10.15)


コメント