« カラッバ 4 | トップページ | カラッバ 6 »

2008年7月18日 (金)

カラッバ 5

    自画像
          
ローマが、四方をすべて
山に囲まれているのは、
空が澄みわたった
時にのみわかる。
ジャニコロの高みからの
眺めは
人間の地上での存在の
あらゆる印に満ちている。
家々やモニュメント
軍楽隊のコンサート
自動車やジェラートを売る
キャンピングカー、
何ヶ月も会っていなかった
元愛人のカジュアルな出会い。
時折、木々が
影のゾーンが、そして僕の町の
内から外へ広がる林が。
           
                 
(訳者妄言)
カルロ・カラッバのGli anni della pioggia(雨の歳月)(peQuod, 2008)から。Carabba は、Autoritratto (自画像)という題で、ローマを描いている。もちろん彼はローマ生まれであるのだが、自分とローマは一体なのだろうか。

|

« カラッバ 4 | トップページ | カラッバ 6 »

Carabba, Carlo (カラッバ)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: カラッバ 5:

« カラッバ 4 | トップページ | カラッバ 6 »