コストナー、生きた銀
フィギュア・スケートの世界選手権(スウェーデン、イェーテボリで開催)でカロリーナ・コストナーは銀を獲得した(3月21日、コッリエーレ・デッラ・セーラ)。
接戦の末の結果は、1位浅田真央(185,56)、2位カロリーナ・コストナー(184,68)、3位キム・ユナ(183,23)、13位マルケイ(イタリア、142,93)となった。
イタリア人が世界選手権でメダルを取ったのは、以下の通り:
1953年カルロ・ファッシ 銅
1978年スーザン・ドリアーノ 銅
2000年フサル・ポリーマルガリオ(ダンス) 銀
2001年フサル・ポリーマルガリオ(ダンス) 金
2005年コストナー 銅
コストナーは「私は人と違って、ユニークなのがいいの、日本人とは違うのが。スケートはアートでもあって、コマのように回ったりジャンプだけじゃないわ」と語った。浅田はトリプル・アクセルで転倒したが、そのあとは完璧で、もう失敗はなかった。
カロリーナが勝てなかったのは、多くの人が追求する完璧さが存在しなかったからだが、スワロフスキーで優雅に身をつつみ、トリプル・ルッツやサルコで二度手をついてもそれでよい。
彼女のラメのしたには、生命がいきづいている。零度以下でも、脈打つハートがあるのだ。
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