東屋のコンサート(2)
再び王宮公園の東屋のコンサートへ。
もちろん、演奏団体も異なるし、曲目も、以前のとは異なる。
13時からのコンサートは無料で市民に開かれているのだが、ぎりぎりに行ったら、空席がなく、一時間立ち見(立ち聴き)とあいなった。ちょいと疲れた。しかし立ち見の人は結構いて、座席は満席だったのだからめでたい。観客は老若男女とりまぜているが、ややシニア層が多い。
演奏団体は Acanthus Baroque. 2021年設立とのこと。フラウト(縦笛)がMagdalena Spielman. ヴァイオリンが Christophe Mouralt. チェロが Szczepan Dembinski. チェンバロがSobin Jo.
曲目は、
Johann Jakob Kress:《6つのソナタ》より ソナタ第5番 ト長調
Siciliana – Allegro – Sarabande – Gigue
作者不詳:《トリオ・ソナタ ヘ長調》
Adagio – Vivace – Adagio – Chaconne
Johann Casper Ferdinand Fischer
Chaconne 《Euterpe》fur Cembalo solo
J.S.Bach
《トリオ・ソナタ ハ長調 BWV 1032》
もう一度 Johann Jakob Kress:《ソナタ第6番 》
Georg Philipp Telemann:《ソナタ ハ長調》TWV 41:C5
Jacob Scheiffelhut:《Partie VI 変ロ長調 Op.5》
つまり、昨日の東屋コンサートは、リコーダーのマグダレーナ・シュピールマンを中心に、18世紀前半のドイツ語圏のリコーダー音楽を集めたプログラムだった。最初に演奏されたのは、ヨハン・ヤーコプ・クレス(1685頃–1728)のソナタ。クレスはダルムシュタット宮廷でコンサートマスターを務めた音楽家だが、今日ではほとんど忘れられている。そのリコーダー作品は近年あらためて掘り起こされつつあり、この日演奏されたソナタ第5番も、Acanthus Baroque が今年2026年に世界初録音したばかりの作品だった。
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