アルバン・ベルク《ルル》その2
二期会は、5年前にも《ルル》を上演していて、その時に作られた作品紹介、解説のYoutube を今も観ることができる。
長いものは、長木誠司氏による作品解説と森岡実穂氏による演出解説(演出家カロリーネ・グルーバーへのインタビューが含まれている)があり、短目のものには、5年前に歌った歌手による宣伝ビデオという感じ。長木氏の解説により、2幕版と3幕版の出来た経緯と、それぞれの上演のされ方また流行などがわかる。
今回は、カルッツ川崎での公演は2時からだったのだが、1時半から公演監督高田正人氏による解説(15分程度)があった。
上演機会がまれなものほど、こういうものがあると役に立つ。今回は2幕版の上演なので、アルバン・ベルクが苦労して自ら作ったリブレットの全体は見通せないわけである。ベルクは、若い時に観たヴェーデキントの芝居『地霊』と『パンドラの箱』を合わせて、それを大幅にカットして3幕ものの台本を作成したのだが、2幕まで作ったところで死んでしまったのである。
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