ピエトロ・スパニョーリのリサイタル
ピエトロ・スパニョーリのリサイタルを聴いた(ロッシーニ劇場、ペーザロ)。
パイジェッロ、ベッリーニの歌曲の後に、ロッシーニの《チェネレトラ》や《イタリアのトルコ人》などのアリアになると俄然生き生きとして、登場人物になりきっている。パルランテも歌い上げるのも自由自在、皮肉な調子も、なだめすかすような調子も。達者なものである。ヴェルディのファルスタッフも素晴らしかった。ニノ・ロータのアリアも皮肉が効いていて面白かった。
ピアノ伴奏はジュリオ・ザッパ。
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