《デルタ》
ミケーレ・ヴァンヌッチ監督の映画《デルタ》を見た(イタリア映画祭、オンライン)。
移民問題に解決が見出せないように、この映画の中のイタリア人と不法移民の間にもコミュニケーションの道は困難を極める。
明るい話ではない。さしたるユーモアもない。ルーマニアから来た密猟者が、地元イタリアの漁師らと対立する。密猟者の中に実はイタリア人、しかも映画の舞台となった場所の出身者がいるのだ。勘ぐれば、彼が密猟者たちの中心人物となることで、人種差別的と非難されることを未然に防いでいるようにも見える。
人も死ぬ。仲立ちをしようという人物もいるのだが、それがそう簡単に効果をあげるわけでもない。アレッサンドロ・ボルギとルイージ・ロ・カーショが出演。
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