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2021年12月 4日 (土)

ベルガモへの険しき?道

ベルガモへの旅程は思いがけずきつかった。

フィレンツェーミラノはフレッチャ・ロッサという高速列車だったが珍しく10数分遅れた。そのため、ミラノでの乗り換えが慌ただしいものとなったのだが、ミラノからヴェルニーゴへのローカル線がストライキと工事区間のため20分以上遅れ(本来なら30分弱なのに)、乗り換えるはずの列車が目の前で出発して行った。次の電車は1時間後だよ、と軽く駅員に言われ、駅そばのバールでパニーニを食す。1時間後に乗った列車は、ちょっと動いては止まり、また動いては止まり、駅のホーム内で3回停止した。その後、バックするではないか。ただごとではないと思った乗客はホームに降りて車掌に事情を聞いている。車両の不具合があって修理中だが、車両を交換するか、修理ができてこの車両で出発するかはわからないと言う。結局、修理ができてそのままの車両で発車したが、電車が低速になると止まってしまうのではないかとハラハラした。

ベルガモで降りて、チッタ・アルタ(高台の上)に行こうと思い、おまわりさんに尋ねると、この道をまっすぐ行けば、フニクラの駅に着くという。これが結構距離があった。身軽ならいいのだが、リュックを背負いスーツケースを引いていると負荷が高い。

ま、こうして予定よりも2時間ほど余計に時間がかかって到着。あらためて旅程を組む時には、ぎちぎちにしておいては何か起こると対処しにくい。あそびの時間、調整用の時間をあらかじめ取っておいた方がかえって効率的なこともあると思った。

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