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2019年4月30日 (火)

『アルマジロの予言』

エマヌエーレ・スカリンジ監督の『アルマジロの予言』を見た(イタリア映画祭、有楽町朝日ホール)。

イタリアの人気漫画家のゼロカルカーレの漫画小説が原作とのこと。現代のなかなか職をえられない若者が主人公。その主人公は、人間大の非常に理屈っぽい話をするアルマジロと暮らしている。彼のおさななじみのカミーユ(フランス人)が亡くなったという知らせをうけ、フランスでの葬式に行くという話で、頻繁にフラッシュバック(彼女と一緒だった学校時代の回想)がはいる。

冒頭と最後はアニメで原作の画風がわかる仕組み。監督の話では原作のデザイン・絵柄にはこだわらずに、えがかれた世界(観)を活かそうとしたとのことだった。

若者が現代の苦境に、破滅型風ではなく、比較的淡々と立ち向かっているなかで、事件が起こる(たとえば家庭教師をしていた少年が修道院にはいる)というタッチが秀逸。

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