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2016年9月 6日 (火)

サン・スーシ宮殿

サン・スーシ宮殿を訪れた(ポツダム)。

ポツダムはベルリンから電車で30分ほど。
このサン・スーシ宮殿はフリードリヒ大王の宮殿として有名なので、どんな豪華な物だろうと思ったら、案外小さいのだ。部屋数は12。廊下なども狭い(宮殿としては)。
ロココ風でヴァットーの絵(修復が進んでいないせいか、色合いがくすんでいてどれがヴァットーかわからなかった)などもあるとのこと。
メインの部屋には大王が使ったフルート(彼はフルートの曲を100曲以上作曲もした)や鍵盤楽器も展示されていた。面白いのは音楽や学芸(ヴォルテールとの交流は有名)を愛した王だが、この離宮には王妃の部屋がない。王妃は、ここには来ず、 ベルリンにいたのだ。
絵画では、最も中心的なところに魔女アルミーダが騎士リナルドを誘惑して抱き寄せている絵がかかっていた。むろん、これはイタリアの詩人の叙事詩《解放されたエルサレム》からの一場面であり、この部分はロッシーニを始め多くの作曲家がオペラ化している。
ちなみに、宮殿のそばに、絵画館があるのだが、そちらにもファン・アイクによるアルミーダとリナルドの絵があった。1600年代、1700年代の絵画は、専門家はともかく、技法的にはあまり新味がないが、オペラの主題という点からいえば、同じ題材が絵画でも、オペラでも取り上げられている、すなわち当時の聴衆、貴族に好まれていたと考えることができ、そのつながりを考察しているところである。

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