« ベルリン大聖堂 | トップページ | サン・スーシ宮殿 »

2016年9月 6日 (火)

ツェツィーリエンホーフ宮殿

ツェツィーリエンホーフ宮殿を訪れた(ポツダム)

ここは日本の第二次大戦の終結に縁の深い会議の開かれた場所だ。1917年に当時のドイツ帝国の皇太子のために作られた東屋のような作りで、外見は宮殿というよりイギリスあたりのティンバーハウスという感じだ。むろん部屋数は多いのだけれど。
ここにチャーチルも、トルーマンも、スターリンも来てこの部屋が会議、こちらはソ連の控え室などとオーディオガイドの説明がある(日本語あり)。途中でチャーチルは総選挙で負けてアトリーになるなど、本人たちの政治的運命も様々だ。そもそもアメリカはルーズベルトの急死でトルーマンが昇格したわけだし。
対日政策については正式の議題になっていなかったというのも意外ではあった。もっとも対日戦はアメリカの問題という意識だろう。ここで熱い討議があったのは、戦後の世界の骨格を決めるという話なので、ある程度どちらにも主張する余地のある問題の調節であった。アメリカは、単に、早期のソ連の対日参戦を求めていた。その返事と前後して原爆実験成功の知らせがトルーマンに入ったという、これがこうだったら、と思ってしまい、いや現実はこうだったのだと思い直すという場面もいくつかあった。
外には庭が広くあり、その先には川(湖?)が広がっている。舟遊びに興じる人たちも大勢いた。ここはサンスーシ宮殿からはかなり遠く、バスの運行をうまく捉えないと行くのが容易ではない。ドイツ人は大抵車で来ているから駐車場があれば問題がないのである。

|

« ベルリン大聖堂 | トップページ | サン・スーシ宮殿 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/144339/64166816

この記事へのトラックバック一覧です: ツェツィーリエンホーフ宮殿:

« ベルリン大聖堂 | トップページ | サン・スーシ宮殿 »