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2016年8月28日 (日)

《神々の黄昏》

ニーベルングの指環の最終作である。相変わらず、演出にはピンとこないところが多々ある。音楽的には素晴らしいし、歌手も素晴らしかった。特に、ハーゲンのスティーブン・ミリング、グンターのマルクス・アイヒ、ブリュンヒルデのキャサリン・フォスターである。
舞台がニューヨークのアパートや証券取引所(富の象徴)なのはいいとして、ジークフリートの弱点は背中だと聞かされたハーゲンは肝心のところで金属バットのようなものでジークフリートを撲殺するのだった。ハーゲンの死に方もドラム缶のたき火に手を突っ込みかけて死んでいるかのようであった。読み替え演出、レジーテアターの黄昏なのかもしれないと思った。と同時に、ヴァグナーのこの大作は、神話であるのだから、もっと色々な演出が可能なのだろうにと思わずにはいられない。カーテンコールで初めてオーケストラの団員が舞台に上がってきたが皆ラフな格好(例えばポロシャツとジーンズとか)だった。通常は全く観客からは見えないのでそれで問題はないのだ。

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