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2016年8月31日 (水)

モーツァルトの住居

モーツァルトの家はザルツブルクに2つある。1つは生家で、もう1つは住んでいた家で、これは生家が手狭になって引っ越したのだった。もともとはダンスの先生の家だったという。

しかしながら、この家は第二次大戦末期に爆撃で甚大な被害を受けたのだが、日本の第一生命のサポートにより復元し、今は博物館となっている。第一生命の貢献は、ホームページにも記されているし、建物の入り口にも大きなプレートがあって麗々しく記されている。
ここを訪れるのは初めてではないが、ディジタル画面でモーツァルトの生涯を紹介する画面が増えた気がする。
前から展示があったかどうかは記憶にないが、今回気が付いたのは、モーツァルトの子供は6人いて2人だけが成人まで育ったわけだが、その1人クサヴィエは作曲家となった。このクサヴィエの紹介にあてた一部屋がある。クサヴィエはモーツァルトの弟子ジェスマイアーが父親ではないかという説が以前からあり、この部屋にはそれを否定するかのように、モーツァルトの耳は特徴的で、クサヴィエはそれを遺伝しているというスケッチがあった。また、ヴィデオガイドでクサヴィエの作曲した曲をいくつか聞けるようになっていた。
モーツァルトは作品は多くが残されたものの、姿形、顔つきは案外不確かなのだ。これがモーツァルトの姿を描いた肖像画と確定できるものは意外に少ない。はっきりしているのは、決してハンサム、イケメンではなかったこと、背丈が150センチほどであったということだ。

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