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2016年8月31日 (水)

司教の言葉

イタリアの地震について司教の言葉が注目を浴びている(RAI).

アマトリーチェで国葬が行われたが、リエーティのドメニコ・ポンピーリ司教が、「人々を殺したのは地震ではない、むしろ人々のなした仕業である」との言葉を発した。
建築物の手抜き工事のことに言及したものと思われ、RAI3の討論番組でもその責任をどうチェックすべきかということなどが議論されていた。また、地震からの再建の過程で、復興資金がマフィアに回る恐れが大きいということも議論されている。
聖職者が地震の犠牲者を人災だとこれだけ明確に指弾したのは稀なことではないかと思われる。
これだけ書くとひどいことばかりのようだが、当地における消防や警察、ボランティアの働きは賞賛されているし、2ユーロずつ寄付して連帯しようという運動、アマトリチャーナを食べて寄付しようという運動も盛り上がりを見せており、RAI3の討論番組に出ていたダーチャ・マライーニも、イタリアの人々の素晴らしさを賞賛した上で、しかしながら、建物が責任を持って作られていれば、死ななくて良かった人がいることを考えると断腸の思いであり、その責任の所在を明らかにすべきだとしていた。

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