《ホフマン物語》
オッフェンバック作曲のオペラ《ホフマン物語》を観た(ニューヨーク、メトロポリタン歌劇場)。
このオペラはオッフェンバックが未完のままに亡くなったのと、近年になって草稿が発見されたため演奏の選択肢が増えたことにより、上演により曲の順番や構成が異なっている。
プログラムには、今回の公演は、Fritz Oeser の批評校訂版によると記されている。
これも公演によるわけだが、1幕、2幕、3幕の女性は別々の歌手によって歌われた(公演によっては1人の歌手が歌う)。1幕のオリンピア(機会じかけの人形)はオードリー・ルーナで超高音が強い声でらくらく出るようで喝采を浴びていた。2幕のアントニアはスザンナ・フィリップス。3幕のジュリエッタはエレナ・マクシモワ。指揮はレヴァイン。演出はバートレット・シャー。
プログラムによると、第三幕はカフカの世界と1920年代がドラマの参照点であるとのことだった。
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