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2014年10月 7日 (火)

ローマ歌劇場の雇用をめぐる数字

ローマ歌劇場のオーケストラおよび合唱団の解雇が問題となっているが、歌劇場の雇用をめぐる数字が紹介されている(Corriere della Sera, 10月4日)。


イタリアの場合、13の代表的な劇場が基金を作っているが、ここの赤字は2013年度が3億9200万ユーロだが、国の補助は1億9000万ユーロなので埋め合わせきれない。

人件費                      3億2400万ユーロ
ミラノ・スカラ座                6590万ユーロ
ローマのオペラ座             3950万ユーロ
ナポリ・サンカルロ劇場      2160万ユーロ
バリのペトゥルツェッリ劇場 650万ユーロ

年間の上演回数
イタリア                               72,9回(平均)
ウィーン国立歌劇場                    223回
ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場  209回
ロンドン・ロイヤル・オペラ・ハウス    154回

オーケストラ員の収入
ローマ・オペラ座  4万7千から6万9千ユーロ
ミラノ・スカラ座  7万3千から11万8千
フィレンツェ        6万7千から8万2千
バリ・ペトルッツェッリ 2万9千から4万2千
ナポリ・サンカルロ  4万8千から8万7千





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