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2014年5月 4日 (日)

《ようこそ、大統領!》

リッカルド・ミラーニ監督の《ようこそ、大統領!》を観た(イタリア映画祭、有楽町・朝日ホール)。

田舎町の図書館員をしていたペッピーノが、ひょうんなことから大統領に選出されてしまい、そこから起こるドタバタ喜劇である。
 
これはイタリア人が見れば、現実に起こった大統領選をパロディ化したものであることは明白だ。現在のナポリターノ大統領が再選されるときの大統領選は迷走につぐ迷走で、大物候補が立候補しても内部の造反で当選しないということが次々に起こった。たとえばロマーノ・プローディは首相とEU委員長経験者であったのに、民主党内から離反者がでて当選しなかったのである。
この映画ではデガスペリ(とうの昔に死んでいる元大統領)やピノッキオに投票するものがいる。ジュゼッペ・ガリバルディにふざけて投票するものが集中したところ、そういう名前の人間がいて当選してしまう。
政治家たちは辞任を迫るが、ペッピーノ(ジュゼッペの愛称)は政治家の腐敗を知り、大統領になることを決意する。そこから愉快な騒動が始まる。そこに新大統領の恋愛も絡んでくる。楽しい映画である。

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