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2013年8月17日 (土)

マチェラータ音楽祭の収支

Sferisterio durante la Traviata degli Specchi

マチェラータのオペラフェスティヴァルの今年の収支が報告されているので紹介する(Corriere Adriatico, 8月12日)。
マチェラータのオペラ・フェスティヴァルのみでなく、どこのオペラ・フェスティヴァルでも、さらにはどこのオペラ劇場でも経営の問題は非常に厳しいという声をしばしば聞く。
以下、記事の要約。
7万ユーロの増収。2013年マチェラータ・オペラ・フェスティヴァルは、プライヴェット・セクターからの収入が、2012年の収入23万5000ユーロに対し、30万5000ユーロに増加した。
このオペラ・フェスティヴァルを後援しているのは、イタリア文化省、マルケ州、マチェラータ商工会議所、カリマ基金、スフェリステリオ協会のほか、マルケ銀行やジョヴァンニ・ファビアーニである。
音楽祭の芸術監督はフランチェスコ・ミケーリ。今年は去年より出し物の数が減ったが、観客数は増加した。一晩の平均は1924人。2万6369人が入場した。去年は全体の入場者は3万89人であったが、出し物の数が多かったので、一晩あたりの入場者数は1885人と少なかった。
また、昨年は無料券が6、1%あったが、今年は5%に削減した。
予算としては2006年のオペラ・フェスティヴァルが330万ユーロであったのに対し、2013年は220万ユーロになっている。

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