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2013年5月 3日 (金)

『ふたりの特別な一日』

『ふたりの特別な一日』写真フランチェスカ・コメンチーニ監督の『ふたりの特別な一日』を観た(イタリア映画祭・有楽町朝日ホール)。

ジーナという芸能界にデビューしたい女の子が、国会議員に会いにいくのだが、議員の都合でどんどん時間が延びる。
迎えにきた車の運転手マルコと、最初はローマの郊外を、次第にローマの中心部をめぐることになる。ジーナは、ストレスを抱えていて、呼吸困難になったり、高級ブティックで捨て鉢な行動に出る。
次第に、マルコとジーナの気持ちが近づいて行く。ジーナが議員に会う時点では、マルコは議員のジーナへの振る舞いを許せない気持ちになっている。
ジーナがなぜ無茶苦茶な行為を次々とするのかと思うが、最後まで観ると、納得がいく仕組みとなっている。
ローマの名所が出てくる点からは『ローマの休日』を思い起こさせるし、『ふたりの特別な一日』Un giorno speciale(というタイトルからは、ソフィア・ローレンとマルチェッロ・マストロヤンニの『特別な一日』Una giornata particolare が思い起こされる。むろん、スコラ監督の映画は、時代設定がファシズムの真っ盛りで、今回のフィルムは現代であるのだが。

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