「日常のはざま」
レオナルド・ディ・コスタンツォ監督の「日常のはざま」を観た(イタリア映画祭・有楽町朝日ホール)。
ナポリの組織犯罪カモッラが背景にあるストーリーだ。一人の少女が廃墟に監禁されている。その見張りをかき氷屋の少年が命じられる。
2人の間のぎくしゃくとした関係がじょじょにとけて、あるつながりが形成されていく。
廃墟という場所で、一日のうちに出来事が完結するので、場所、時、筋が統一がとれており、演劇のいわゆる三一致の法則にのっとった映画ということになる。三一致を守ると、集中力は高まるが、ヴァラエティーには乏しくなる。そういう特徴を持った映画だと思った。
質疑応答では、この映画の存在意義を問う大胆な質問も出ていた。監督は来日していないので、編集担当者が答えていたが、ナポリの日常、そしてそこから隔離されたひと時を描いた映画なのだと答えていた。
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