歌劇場をめぐる数字
現在国と深く関わっている歌劇場関係の基金は14あるが、そのうち12の経営実態が紹介されている(12月17日、Corriere della Sera).
数字があげられていない2つは、1つは アレーナ・ディ・ヴェローナでその特殊性から数字をあげていない。またもう1つはローマのアカデミア・ディ・サンタ・チェチーリアでこちらはコンサート活動しか行っていない。
さてあげられているのは、バーリのペトルッツェッリ劇場、ボローニャのテアトロ・コムナーレ、カリアリのテアトロ・リリコ、フィレンツェのマッジョ・フィオレンティーノ、ジェノヴァのカルロ・フェリーチェ、ミラノのスカラ座、ナポリのサン・カルロ、パレルモのテアトロ・マッシモ、ローマのオペラ座、トリノのテアトロ・レージョ、トリエステのテアトロ・リリコ、ヴェネツィアのフェニーチェ座である。
上演回数は、この順に13, 45, 35, 40, 49, 108 (スカラ座), 68, 90, 78, 71, 45, 109(フェニーチェ座)である。
観客数(定期会員数)は、27,600(1,415), 43, 306(2,770), 39,266 (6,605), 64,162 (3862), 46,342 (4,071), 188, 336(8,073スカラ座), 38,564 (2574), 76,916 (4,844), 98,600(3,297), 102, 418 (12, 466), 46, 913(4,437), 64, 905 (2,295).
観客で劇場が埋まっている割合(%)
77%, 88%, 84%, 68%, 77%, 86%, 81%, 63%, 90%(ローマ), 87%, 69%, 89%.
売り上げ(千ユーロ以下四捨五入、2011年)
82万、228万、155万、340万、301万、2755万(スカラ座)、416万、222万、603万、561万、207万、450万。
2011年の決算で黒字なのは、ミラノ・スカラ座、ナポリのテアトロ・サン・カルロ、パレルモのテアトロ・マッシモ、ローマのオペラ座である。他は赤字。
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