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2011年12月31日 (土)

国債の種類

Borsa_1
国債の種類がStampa 紙で説明されている(12月29日、Stampa.it).

イタリア国債の話が出るときに、Bot, Btp といった略語が説明ぬきで使用されることが多い。日刊紙スタンパのウェブサイトでそれに答える記事があったので以下に紹介する。

Bot とは Buoni ordinari del Tesoro (国庫省通常債券、つまり通常国債)で、償還期間が短いもの。3ヶ月から6ヶ月、最長で12ヶ月というものである。Bot は割り引いて提供される。言い換えれば、売り出し価格のほうが、償還される金額より安いのである。

12月28日の Bot の入札は好調で、利率が3、2%となった。先月が6、5%と急上昇したのに対し、約半分となった。

Btpとは、Buoni del Tesoro poliennali (複数年国庫省債券、つまり複数年国債)のことで、償還は3年、5年、10年、さらには15年そして30年ものまである。

その他にCtzやCct というものがある。

Ctzは, Certificati del Tesoro zero coupon でゼロクーポン国債である。つまり、割引して売り、途中での利払いがない。償還期間は24ヶ月。CctはCertificati di credito del Tesoro は7年もの国債で、6ヶ月ごとの利払いがあるが、利率は固定ではなく、6ヶ月ものBotと連動している。

Bot の入札は好調であったが、10年もの国債のドイツ国債とのスプレッドは510ポイントあり、まだイタリアの財政状況がトンネルを抜け出したとはいえない。

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