イタリア国債、スプレッド拡大
イタリア国債が売られ、ドイツ国債との差が過去11年で最大になっている(7月29日、Corriere della Sera).
スペイン国債およびイタリア国債のドイツ国債との金利差がこのところ急に拡大している。
6月1日時点では、スペイン国債は、ドイツ国債と229、00ベーシスポイント(punnti base, 100分の1%)のスプレッドがあった。(要するに2、29%スペイン国債のほうが利回りが高かった)。イタリア国債は、172、00ベーシスポイントのスプレッド(1、72%)があった。
7月1日時点では、スペイン国債が237、00ベーシスポイントに、イタリア国債のスプレッドが183、00ポイントに上昇した。
さらに、7月28日には、スペイン国債は、340、00ベーシスポイント、イタリア国債は、320、00ベーシスポイントのスプレッドへと拡大している。
いずれも10年国債での比較である。
トレモンティ経済相は、市場への攻撃は、ヨーロッパ全体の問題だとしている。
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