カラカラ浴場オペラとアイーダ
ローマのカラカラ浴場オペラで50回目の『アイーダ』上演が始まった(8月3日、la Repubblica)
古代ローマのカラカラ浴場の遺跡で最初に『アイーダ』が上演されたのは、1938年7月9日のことだった。
それ以来『アイーダ』は夏のカラカラ・オペラの定番となっており、今年は50番目のアイーダとなり、3500人の観客が訪れた。
1938年当時は、指揮オリヴィエロ・デ・ファブリティース(1963年にNHKのイタリアオペラで来日し『イル・トロヴァトーレ』の指揮をしている)、歌手はマリア・カニリア、エベ・スティニャーニ、ベニアミーノ・ジーリがいた。
続く時代には、フェドーラ・バルビエーリ、マリオ・デル・モーナコ、ボリス・クリストフ、ジュリエッタ・シミオナート、ティト・ゴッビが活躍した。62年には、ジャナンドレア・ガヴァッツェーニが指揮をしている。67年にはズビン・メータが指揮台にのぼっている。
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