モンダドーリの賠償に関する事件
財務に関する法案の中から、モンダドーリ社に関する賠償7億5000万ユーロを免除する条項が発覚し、問題となっている(7月5日、Corriere della Sera).
もともとモンダドーリ社の所有をめぐっては、カルロ・デ・ベネデッティとベルルスコーニの間で、《Guerra di Segrate》と呼ばれる戦いがあり、その一部が出版社モンダドーリをめぐるものだった。
1989年、モンダドーリ/フォルメントン家は、デ・ベネデッティとの連携関係を突如として断って、ベルルスコーニのフィニンヴェストに売却することを決定した。
2007年にこの移行に絡んで、判事が買収されていることが発覚した。彼が関わっていたローマ高裁ではデ・ベネデッティに有利な調停が破棄されていた。
2009年にミラノ裁判所は、フィニンヴェストは、デ・ベネデッティの CIR に対し、その機会損失に対して7億4995万5611ユーロを払わねばならないとする判決を下した。
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