パウンドのカトリック性

詩人エズラ・パウンドのカトリックへの親近性を分析した本が出版された(7月7日, Corriere della Sera).
著者はアンドレア・コロンボ。Il Dio di Ezra Pound (エズラ・パウンドの神)というタイトルで、Edizioni Ares , 168ページ、14ユーロである。
彼によるとエズラ・パウンドは、カトリックの中の古い儀式性に惹かれていた。また、イエズス会士で中国に赴いたマテオ・リッチに大いに関心を抱いていた。
また、アッシジのサン・フランチェスコにも親近感を抱いていた。
パウンドは、銀行が高利をむさぼることを忌み嫌っており、その点からユダヤ系の銀行(家)を激しく非難している。著者コロンボによると、その敵意は人種的なものというよりも、神学的、理論的なものであるという。パウンドは、旧約の罰する神をきらい、新訳聖書の愛のメッセージと矛盾すると考えていたのである。
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