元イタリア銀行総裁ファツィオに有罪判決
元イタリア銀行総裁のファビオ・ファツィオに有罪判決が下った(5月29日、Corriere della Sera).
これは2005年5月に捜査が開始された事件で、Banca Popolare di Lodi (ローディ人民銀行)による Banca Antonveneta (アントンヴェネタ銀行)の株式の買い占めをめぐるものだった。
当時のイタリア銀行総裁はファビオ・ファツィオであったが、その寵愛めでたいのがローディ銀行のフィオラーニで彼がアントンヴェネタ銀行株買い占めをとりしきっていた。
フィオラーニ、ニュッティおよびローディの21人が Abn アムロ銀行によるアントンヴェネタ銀行株の買い占めに対抗して、同行株をかき集めたとされている。
結局、同年12月19日、ファツィオは辞任に追い込まれた。
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