« 《ラ・パッショーネ》 | トップページ | 《初任地にて》 »

2011年5月12日 (木)

《キスを叶えて》

Works06_photo
ロベルタ・トッレ監督の《キスを叶えて》を見た(有楽町・朝日ホール)。

シチリアのある地方都市(リブリーノ)で、聖母像の首が消える。13歳のある少女が夢のおつげで居所を知るが、実際、探してみるとそこにあったので、奇蹟ではないかと大騒ぎになる。

非常に興味深いストーリーである。奇蹟を待ち望む人々。それを利用しようとする親。奇蹟かどうかは慎重に見定めようとする教会。

しかし、ストーリーの核心は、奇蹟を起こした少女とその母の関係にある。

殺伐とした風俗の中に、宗教が絡むことで、不思議な味わいと奥行きの出ている佳品。

|

« 《ラ・パッショーネ》 | トップページ | 《初任地にて》 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/144339/51646671

この記事へのトラックバック一覧です: 《キスを叶えて》:

« 《ラ・パッショーネ》 | トップページ | 《初任地にて》 »