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2011年5月12日 (木)

《ラ・パッショーネ》

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カルロ・マッツァクラーティ監督の《ラ・パッショーネ》を観た(有楽町・朝日ホール)。

マッツァクラーティの作品ではしばしばあることだが、いろいろ語り論じたくなる映画である。明らかにいくつかの映画を踏まえているのだが、それを知らなくても十分楽しめるところが巧みである。

この作品は、映画監督が次回作品の構想をつくりあぐねて煩悶しているところはフェリーニの『81/2』
(8と2分の1、8か2分の1)を意識しているし、イエスの受難を演じる場面が中心部分にあるということでは、パゾリーニの『リコッタ』(むかしは、時々あった、複数の監督によるオムニバス映画の中の1篇)を踏まえている。

監督役は、シルヴィオ・オルランド。イエスを演じる役者が次々と交代し。。。というストーリーである。

受難劇は、活字だけで見るより、等身大の人間が演じるということにインパクトがあるのだなあ、という映画とは直接関係ない感想も抱いた。

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