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2011年3月31日 (木)

オペラ劇場の赤字補填

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ムーティとの会談で、オペラ劇場への資金を約束した経済相トレモンティだが、前途は多難だ(3月26日、Corriere della Sera).

たとえばフランスでは劇場への補助だけで6億6300万ユーロで、イタリアはスペクタクル(映画、演劇、オペラ等)の共通の資金より60%も多い。

また文化財はフランスの方が決定的に劣るのに、文化財省の予算は5倍もイタリアより多い。

イタリアの14の歌劇場の基金は、上記のスペクタクル共通基金の約半分を受け取っているが、2004年から2008年にかけて約1億ユーロの損失を出している。

パオロ・ブラカリーニがジョルナーレ紙で紹介しているところによると、2007年時点で、歌劇場の支出の70%を占める人件費は、3億4300万ユーロを使っている。これは入場料の売り上げ(1億ユーロ)の約3倍に相当する。

14の歌劇場の従業員は全部で6000人。たとえばスカラ座では、2009年末で915人が働いていて、そのうち149人は期限付き雇用である。人件費は6880万ユーロで2008年とくらべると8,5%増。一人あたりは7万5180ユーロである。

ローマのオペラ座では、従業員は2008年末で742人で、一人あたりの収入はスカラ座より低く、5万8000ユーロ。14の歌劇場のうち赤字でなかったのは半分に過ぎない。

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