マフィア、北部への浸食すすむ
マフィアの北部への進出が進行している(3月10日、la Repubblica).
とくに、ロンバルディアとピエモンテが狙われている。進出しているのはンドランゲタとコーザ・ノストラであるが、中国系マフィアやバルカン系マフィアも存在感を増している。
DNA(direzione nazionale antimafia)の報告書によると、最前線はカラブリアからのンドランゲタで、ロンバルディアとピエモンテに根をはり、さらにリグーリアとヴェネトを狙っている。麻薬取引と東欧からの武器密輸が彼らの資金源である。
とくにロンバルディアはンドランゲタの植民地化が進んでいる。DNAは、2015年のミラノのエクスポに絡む公共工事がねらわれていると警告している。
一方、カモッラ(ナポリ周辺のマフィア)は、ンドランゲタと結託して、産業廃棄物に関して利益をあげている。
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