HIV ポジティヴの売春婦が毎月300人の客を
二人のヴィアドス(ブラジル出身のトランスセクシュアルの売春婦)が、HIVポジティヴでありながら、ミラノで毎月300人の客を相手にしていたことが発覚した(2月3日、Corriere della Sera).
ミラノでその道で働いているトランスセクシュアルの人は約250人でそのほとんどがブラジル人である。
そのうちの2人がHIVポジティヴでありながら、ミラノ中央駅の近くヴィア・フェッランテ・アポルティのワンルームマンションでそれぞれ毎月300人の客を相手にしていた。両者で毎月延べ600人である。
年に25万ユーロを稼いでいた。二人はともにブラジル人で不法滞在者だった。26歳と38歳で、前者はすでに国外退去となっている。
ブラジル人はイタリアにビザなしで来られる。3ヶ月はそのまま滞在できる。たとえ、エイズにかかっていると知っていても、そうやって来て、三ヶ月が経過した時点で、病院へ行き、「治療目的」で、滞在許可証を得ることが可能となる。
イタリアでは、エイズの治療は無料で、ブラジルでは有料である。
売春婦やトランスの二人に一人はHIVポジティヴと言われている。
| 固定リンク
コメント