国旗のお作法
国旗のたたみ方と掲揚の仕方が紹介されている(1月8日、Corriere della Sera).
イタリアの三色旗のたたみ方は、アメリカの星条旗のたたみ方とは異なる。イタリアの国旗は、横3メートル、縦2メートル、もしくは横4,5メートル、縦3メートル、室内の場合、横1,5メートル、縦1メートルである。
折りたたむ時には、緑、白、赤の境界線にそって(縦の線を)折り曲げる。赤を先に折り、緑が表になり、裏が白になる。さらに、今度は、緑だけが見えるように半分に折りまげる。(縦横1メートルになる)。
星条旗の場合は、赤白の水平線にそって何回か折り曲げ、星が見える部分だけ外側にくるようにする。右端の赤白部分を三角に折り曲げる。その三角折りを何回かくり返し、星の部分だけで三角形の布となる。
国旗の掲揚の仕方
国の建物では、日常的に、向かって左(一番の場所)にイタリア国旗、その右側にEUの旗を掲げている。
海外から国賓のある時には、儀礼上、一番の場所にその外国の旗を掲げる。その右がイタリア国旗、さらに右がEU旗。
国賓がEU諸国の場合には、例外となる。その場合、一番の場所にその外国だが、その右には、EU旗、その右にイタリア国旗(つまり、EU旗が真ん中)となる。
地方自治体の建物では、一番の場所(向かって左)がEU旗、その右がイタリア国旗、その右が州/県/市町村の旗となる。
ただし県庁や市庁舎の場合は例外となる。4本の旗が掲げられる。その場合、一番左は、州の旗、その右がイタリア国旗、その右がEU旗、その右が県または市町村の旗となる。
地方自治体に海外からの賓客があった場合には、一番左がEU旗、その右が賓客の国旗、その右がイタリア国旗、その右が地方自治体(州・県・市町村)の旗となる。
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コメント
明けましておめでとうございます。
今年も様々な情報を提供していただけるのを楽しみにしています。
国旗のたたみ方掲揚の仕方:
こういう「ちゃんと決まりがある」って好きです♪
(「洋服のたたみ方」は人それぞれですが)「着物のたたみ方」は決まりがあって、気持ちが良い。
そんな感じなのですが、、、分かりにくい感想ですね。すみません。
投稿: marinara | 2011年1月 8日 (土) 19時35分
marinara さん
明けましておめでとうございます。
国旗のたたみ方が決まっているというのは、はじめて知りました。しかも、国によって、模様が異なるので、たたみ方も違うんですね。日の丸には、決まったたたみ方はあるのでしょうか?デザインからして、デザインに合わせたたたみ方はむずかしいでしょうね。
ネットでちょっと調べると、一例としてというのが出ていて、最後は丸めるようですね、日の丸の場合は。
投稿: panterino | 2011年1月 8日 (土) 20時22分