デ・ラウレンティス、逝く
偉大な映画プロデューサー、ディーノ・デ・ラウレンティスがロサンジェルスで亡くなった。91歳だった(11月12日、Corriere della Sera).
彼は500本の映画をプロデュースした。出発時は、白黒映画で、初のカラー映画は1952年でトトが出演している。
1972年にイタリアを離れ、アメリカで大作を制作する。
1919年8月8日生まれ。
《苦い米》では、彼は最初シルヴァーナ・マンガノの起用に乗り気ではなかったが、彼女は彼の二番目の妻となり、4人の子どもをもうけた。
1976年の《キング・コング》のプロデュースに際しては、オーディションにやってきたメリル・ストリープに対して、「ブスだな、なぜこんなのを連れてきたんだ」(E' brutta, perche' me l'hai portata?) と言い放ち、不採用にした。このエピソードはメリル・ストリープ自身によって語られたものであり、デ・ラウレンティスのせりふをストリープはイタリア語で引用している。
| 固定リンク
コメント