夏の読書
夏の読書として、マンリオ・カンコーニが詩集を推薦している(8月2日、la Repubblica).
(以下、カンコーニの推薦の要約)。不人気なのは承知の上で、詩集を推薦しよう。とくに、ロベルト・アマートと彼の詩集Le cucine celesti(天の料理、Diabasis) を。
アマートはヴィアレッジョ賞を受賞したが、とても変わり者だ。靴職人として働いている。生きるためにそうしているのであり、スノビズムやポーズではない。
彼の詩は変わっていて、独特で、オリジナルだ。誰の詩にも似ていない。別の詩集Il disegnatore di alberi (Elliot, 木のデザイナー)も出版している。
今日、詩を書くには勇気がいる。イタリアには自費出版で詩を出版するひとが3万人いるらしい。詩を信じるひとがいるのにはほっとさせられる。
| 固定リンク
コメント