ブランビッラ: パリオをなくそう
観光大臣のミケーラ・ブランビッラがパリオをなくそうと発言して激しい反論を引き起こした(8月6日、la Repubblica).
ブランビッラは、スペインのカタロニアは闘牛を止めるなら、イタリアもイタリアやメイド・イン・イタリーのイメージを害するパリオをいくつか止めることができるだろう、と発言した。
激しい反論が巻き起こったため、その夜には、ブランビッラは、「私は廃止と言ったわけではない」と一歩発言を後退させた。
しかしシエナ市長チェンニの怒りはおさまらない。もし、ブランビッラが、動物虐待発言を撤回しないのなら、法的手段を検討するとしている。「1999年以来、シエナは競馬における馬の取り扱いに関する規定を作ってきた」、「副大臣フランチェスカ・マルティーニが2009年に出した動物保護に関する政令も順守している」としている。
| 固定リンク
コメント
ブランビッラ大臣は、パリオのどのような点について、動物虐待と考えたのか気になります。
投稿: Hitoji Ojino | 2010年8月16日 (月) 08時07分
Hitoji Ojino さん
僕の個人的な見解ですが、ブランビッラはパリオがどんなものであるかを良く理解して語ったのかは、疑問があります。
スペインの闘牛とごっちゃにしているので、話が混乱してしまいますね。闘牛は、牛と戦って殺すわけですが、シエナのパリオは競馬であって、たまたま事故が起こることはありますが、事故がおこらないこともありますし、馬はとても大事に扱われています。
シエナ市長が憤慨しているのもそのためだと思います。
投稿: panterino | 2010年8月18日 (水) 18時11分