
ナポリターノ大統領は、十字架の扱いに関しては、各国家が国民感情に配慮して決めるのが適当との見解を明らかにした(6月24日, Corriere della Sera).
イタリア政府のEU法廷への控訴の判決が近づいているが、「キリスト教人文主義」が主催する十字架問題についてのラウンドテーブルに大統領は書簡を送った。その中で、大統領は、「国家の世俗性は、宗教的自由を保証するものだ」とし、「平和の象徴に関し、原理主義的態度は取らない」ことを言明した。
またその一方で、「宗教的象徴に関しては、各国民の間に広まっている感情を配慮して各政府が決めるのが適当」との考えを明らかにした。
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