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2010年6月 8日 (火)

創造性と詩

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第三回を迎えた詩の祭典 Flussidiversi が詩人パトリツィア・ヴァルドゥーガの言葉とともに幕を閉じた(5月30日、Corriere della Sera).

この詩の祭典は、2007年にヴェネト州のカオルレで始まった。今年は、詩人ヴァルドゥーガの詩がカオルレの岩場に刻みつけられた。

ヴァルドゥーガは次の言葉を残した。

「創造性」と「詩」は、私にとって、現代という疑似民主制のキーワードだ。われわれの内にひそむ芸術家や文筆家や詩人を発見するためのマニュアルやコースがいろいろある。しかし、詩人はそれ自体では他の人と較べてより多くのことを持っているわけではない。詩人は、「私の内にあるものを見よ」とは言わない。「外にあるものを見よ」と言うのだ。

「詩」という言葉もジャーナリズムでは濫用されている。しかし本当の詩とは何だろうか?ジョヴァンニ・ラボーニは誰よりもうまく表現した。「詩は、アプリオリな心の状態ではないし、特権的な状態でもない、別の現実でも、最上の現実でもない。それは言語なのだ。われわれが日常生活でコミュニケーションのために使う言語とは異なる言語。はるかに豊かで、より複雑で、より完全に人間的だ。同時に丁寧にあらかじめ考えられた言語で、すぐれて自発的ではなく、見えるものと見えないものを結びつけ、知っていることと知らないことを関連づけることのできる言語だ。詩は、それ自体では、存在しない。ときたま、詩人の言葉の中にあらわれる」。

この二つの言葉、「創造性」と「詩」はわれわれがだまされやすい言葉だ。しばしば我々は聞く。考えないで、感じなさい。読まないで書きなさい...しかし、これではどこへも到達できない。こうしたやりかたでは、いつまでもディレッタントで、芸術的に欲求不満で、道徳的に未熟なままなのである。

パトリツィア・ヴァルドゥーガは、カルテルフランコ・ヴェネトで1953年に生まれた。ジョヴァンニ・ラボーニと結婚したが、彼は2004年に亡くなった。

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