
ダヴィデ・フェッラーリオ監督の《それもこれもユダのせい》を観た(有楽町・朝日ホール)。
刑務所の教誨師から頼まれて若い女性ディレクターが囚人たちと芝居をつくるという映画である。主要な登場人物は、4人を除いて、すべて本物の受刑者や看守で、舞台も本物の刑務所。
フェッラーリオ監督は、事実とフィクションを混交してつくるのが映画の本質と考え、それを今回の映画では極端まで押し進めているわけだ。
女性ディレクターのイレーネは張り切るのだが、神父は芝居の題目をキリストの受難劇にするよう注文をつける。しかし誰もユダの役をやりたがらない。
彼女は様々な工夫をこらすのだが...
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