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2010年5月 2日 (日)

ベロッキオ、カンヌで講義

Marcobellocchiorb4
映画監督マルコ・ベロッキオは今年のカンヌ映画祭で、映画について講義をする(4月24日、Corriere della Sera).

これまで、カンヌ映画祭で映画のレッスンを講じたイタリア人映画監督は、1991年のフランチェスコ・ロージと2006年のナンニ・モレッティのみである。

ベロッキオは、この招聘は名誉と感じるが、去年『勝利を』(Vincere) がカンヌ映画祭に参加し、評判となったにもかかわらず、何も受賞しなかったことの償いなのではないかという見方をしている。

《勝利を》は、ムッソリーニの「妻」とその息子の悲劇的な生涯を事実に基づいて描いた映画だが、イタリアでより、フランス、あるいはアメリカで評判をとった。

ベロッキオは、15年ほど前まではイタリアの観客も「むづかしい」映画も観ようという気があったのだが、ここ15年は聴衆が眠っているという。だから、様々な映画賞を受賞した作品でも観客が集まるとは限らないのだ。

ベロッキオは初めの日本訪問も楽しみにしていると述べた。

ベロッキオは、1939年ピアチェンツァ県のボッビオ生まれ。

自らを孤立している、あるいは自ら孤立しているといい、作品がスキャンダルで迎えられ、その後、再評価されることがないのは、そういった自分が徒党を組まないことに由来する運命かもしれないとしている。


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