ヴィーンの大司教、ソダーノを糾弾
ヴィーンの大司教で枢機卿のクリストフ・シェーンボルンがヴァティカンの元国務長官アンジェロ・ソダーノを糾弾した(5月9日、Corriere della Sera).
1990年代の性的虐待の事件に関し、ソダーノ長官(当時)が事をあいまいに処理したと非難している。シェーンボルンはベネディクト16世の生徒だった。
シェーンボルンによればソダーノは、性的虐待の被害に関する話題を、井戸端会議のようなものだとあしらったとのことである。
1995年の春にシェーンボルンの前任者ヴィーンの大司教であったハンス・ヘルマン・グローエルは、性的虐待の容疑で告発されたが、本人はそれを認めることなく大司教の職を辞任した。
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