赤ん坊は生後すぐ音楽を認識する
赤ん坊は、生後数日で、音楽を認識することが、イタリアとドイツの大学の研究者たちの研究で明らかになった(3月2日、Corriere della Sera).
この研究は、Proceedings of the National Accademy of Science of the US に発表された。イタリアのサン・ラッファエーレ大、ミラノ国立大、ドイツのベルリン大学の共同研究である。
赤ん坊は、生後すぐに音楽を認識することがMRIによって確かめられた。
母親は慎重に選ばれており、プロの音楽家はいないし、クラシック音楽の熱心な聴き手ものぞかれている。
これまで大人では音楽を聴くとき右脳の活動が活発になることは知られていたが、今回の研究で、新生児でも音楽を聞くと右脳の活動が活発化することが確認された。
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コメント
ちょうど右脳・左脳について考えを向けはじめていたところでたいへん参考になりました。
また足がかりにして思いを広げて行きたい、できるならば。
よろしくおねがいいたします。
投稿: vit.rio | 2010年3月 8日 (月) 14時33分
vit.rio さん
音楽と騒音を赤ちゃんの時から区別しているんですね、脳は。
もし日本人が西欧人と比して右脳の特殊な使い方をしているとしたら、いつからそうなるのか、あるいは遺伝的な要素が関係しているのか、など興味をかきたてられますね。
投稿: panterino | 2010年3月 8日 (月) 16時53分