しわ取り手術の副作用
しわ取り手術に関する調査で、副作用の実態が明らかになってきた(2月7日、Corriere della Sera).
フィレンツェの皮膚科学・心身医学大学間センターによる、1500人を対象にした調査によると、センターに苦情を持ち込んだ4人に1人は医師の処置が必要となっている。
この調査は、注入(フィラー)によるしわ取り手術をした人を均等に対象にしたものではなく、センターに苦情申し立てをした人を対象にしたものであるが、はじめて、注入手術の副作用を明らかにした。
これによると、副作用があるのは、100人中5人である。副作用の内訳は次の通り。
肉芽腫(granulomi) 40%
ヘルペスの再発 28%
細菌感染 20%
膿瘍 12%
調査は、これらは、フィラーの質が低い時に生じているとしている。認可されていないフィラーや、十分に清潔でないフィラーが使用されていることから生じているのである。
適切なフィラーが用いられた場合、頻度はずっと少なくなるし、副作用も、患部が赤くなったり、注射をしたところに痛みを感じたりといった一時的なものが多い。
1年間にこの手術をする30歳から45歳の女性は150万人。男性は50万人。過去5年間に平均年齢は、40歳から30歳に下がった。
| 固定リンク
コメント