教皇、フィアットとアルコアに職を守るよう呼びかけ
教皇ベネデット16世は、夕べの祈りの後、フィアットやアルコアに、労働者の雇用を守るよう呼びかけた(2月1日、Corriere della Sera).
教皇は、あらゆる人に責任感が必要だと説いた。企業家、労働者、政治家すべてである。教皇は、具体的には、フィアット社のテルミニ・イメレーゼ工場、アルコア社のポルトヴェスメ工場の名をあげた。
労働組合はこのコメントを歓迎している。
フィアットのテルミニ・イメレーゼ工場では、1300人が働いているが、2011年までに自動車の製造をやめる計画である。
アルコアは、アルミニウムを製造する多国籍企業だ。アメリカのピッツバーグに本社があり、6万3000人の従業員がいる。昨年11月20日に、イタリア工場を閉鎖すると決定した。2000人の従業員が関わっている。
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