別居は北高南低
法務省の統計で、イタリアでの別居や離婚の申請は、北部が多く、南部が少ないことがわかった(2月16日、Corriere della Sera).
法務省の2009年第一4半期の統計によると、イタリアでもっとも高い別居申請があるのは、ピエモンテ州で(統計はヴァッレ・ダオスタ州と一緒になっている)、1000組あたり418組となっている。
逆にもっとも少ないのはバジリカータ州で1000組あたり138組。シチリアを含む南部は低く、シチリア州223組、カンパーニャ州189組、カラーブリア州191組となっている。
離婚申請も同様の傾向を示している。
以下は州別の別居申請と離婚申請数(いずれも1000組あたりの数)
ピエモンテおよび 418(別居申請数)
ヴァッレ・ダオスタ州 341(離婚申請数)
フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア 396
312
トレンティーノ・A・A 393
268
リグーリア 392
366
ラツィオ 381
256
エミリア・ロマーニャ 373
313
ロンバルディア 358
298
トスカーナ 324
275
マルケ 305
245
ヴェネト 302
250
アブルッツォ 285
195
ウンブリア 258
198
モリーゼ 255
153
サルデーニャ 225
200
シチリア 223
179
プーリア 217
136
カラーブリア 191
115
カンパーニャ 189
145
バジリカータ 138
105
イタリア全体 298
234
となっている。
トリノ出身のコメディ女優ルチャーナ・リティゼットのおばあちゃんは、「カップルがうまくいくためにはニンニクをかんで甘いと言わなきゃいけないこともあるんだよ」と言い、ルチャーナは若い時にはそれをきいてぞっとしたが、今は、時にはそんな場合もあると考えるようになったという。
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